これはカラダに良い!?と思った食べ物や飲み物

健康に良いと言われる食材やおすすめ商品をコツコツ、確実にリサーチするブログ

唐辛子の効果と、激辛七味唐辛子のおすすめ商品は?

赤い唐辛子

唐辛子の歴史

唐辛子の最も古い原産地は南米です。

 

インカの埋葬所から出土された陶器には唐辛子の絵が施されていました。

 

また、ミイラと一緒に唐辛子も埋葬されていたそうです。

 

1493年コロンブスの第二次航海時に同行した医師により、唐辛子の種がスペインに持ち帰られた、と考えられています。

 

その後、16世紀ごろにはスペインで唐辛子が栽培されるようになり、ヨーロッパ全土に広がっていきました。

 

ただ、ヨーロッパでは唐辛子は食材として利用するよりかは、室内観葉植物としてのほうが人気があったそうです。

 

確かに、ヨーロッパで唐辛子をたくさん取り入れている料理は少ないですね。

 

スペイン人の友達も「スペインでは、唐辛子はあまり使わないよ」言っていたのを思い出します。

 

例外は、イタリアでしょうか?

「ペペロンチーノ」というパスタがありますが、ペペロンチーノはイタリア語で唐辛子の意味です。

 

話を戻します。

 

唐辛子は16世紀にはハンガリーにも伝わりました。

 

イタリアやスペインと違い寒い国であるハンガリーでは、香辛料として使用されるのではなく食材として使われました。

 

そこで食用として誕生したパプリカです。

 

赤と黄色のパプリカ

 

「パプリカ」はハンガリーだったんですね。興味深い・・

ちなみに、パプリカはピーマンと同じく、唐辛子の仲間です。

 

あっ、あとパプリカは,消化不良やリウマチ性の痛み等の治療にも使われてきたそうです。

 

そうすると、唐辛子の栄養や健康効果も気になるところです。

 

唐辛子の健康効果

ハバネロ

カプサイシン 

唐辛子等に含まれる辛さの成分です。

 

カプサイシンには以下の特徴があります。

 

  • 気体になりにくい特性があるので、唐辛子を粉々にしても辛さは減らない
  • 加熱しても壊れにくいので辛さは減らない
  • 水には溶けにくい
  • 油やアルコール、醬油や酢には溶けやすい

 

なるほど、確かに油や醤油などに漬けた唐辛子などをよく目にしますが、辛さの成分であるカプサイシン脂溶性だからなんですね。

 

唐辛子に含まれるカプサイシンは、私たちの味覚や嗅覚を刺激して、食欲を増進させる作用があります。

 

また、カプサイシンには発汗作用があります。

これは、皆さん辛い物を食べているときに経験しているのでよく分かるのではないでしょうか。

 

また、カプサイシンを肌に塗ると刺激され痛みが感じにくくなります

カプサイシンによる刺激により、血行が広がり血の流れが良くなり温まる効果もあります。

 

実際、温湿布にはトウガラシエキス(カプサイシン)の成分を含んだものを販売されています。

 

例えばこれなんかそうです。

 

 

最後にカプサイシンは、摂取しすぎるとと喉や胃腸の粘膜を痛めてしまいますので注意が必要です。

 

なんでも、ほどほど、適量が良いですね。

 

ビタミンA

視覚、粘膜や皮膚の健康を維持するのに必要なビタミンです。

皮膚の健康・・ということは美肌効果を期待できそうですね。

 

唐辛子(乾燥)にはビタミンA(レチノール活性当量)が1500㎍(マイクログラム)/100g含まれています。

 

食品全体でのランキングは10位、野菜類でのランキングは1位となります。(参照先:日本食品標準成分表:文化科学省)

 

ちなみに、生の唐辛子の含有量は640㎍/100gでした。

 

ビタミンAを効果的に取るには乾燥した唐辛子を摂取したほうが良さそうですね!

 

ビタミンC

唐辛子(生) 120㎎/100g

唐辛子(乾) 1㎎/100g

出典:日本食品標準成分表:文化科学省

 

ビタミンCを効果的に取るなら、生の唐辛子がいいですね。

 

乾燥した唐辛子はほぼビタミンCが失われてしまうんですね。

 

生の唐辛子を丸かじり!なんでいかがでしょうか。

生の唐辛子をかじっている女性

 

ビタミンCはコラーゲンの生成、皮膚や粘膜の健康維持、病気やストレスへの抵抗を高める働きがあります。

美肌を保ち、風邪を引かない体を作るためにもビタミンCは毎日100㎎を目安として摂取していきたいですね。

 

唐辛子の効果は様々あるというのは分かりました。

 

七味唐辛子のおすすめ商品

 

ところで、唐辛子と言えば日本のザ・調味料「七味」ではないでしょうか?

 

うどんに七味、そばに七味、ラーメン、牛丼、親子丼、豚汁・・挙げたらきりがないですが、「七味」は万能調味料です。

 

七味唐辛子の瓶

 

七味唐辛子は色々ありますが、激辛が大好きな方におすすめなのがおちゃのこさいさい の七味唐辛子です。

 

「舞妓はんひぃ~ひぃ~」や「世界一辛い一味唐辛子」で有名な、かつメディアでも良く紹介されている【おちゃのこさいさい】 の七味は激辛です。

 

なぜかというと、ハバネロを使用しているからです。

 

どれくらい辛いかというと・・

 

七味唐辛子によく使われている鷹の爪=4~5万スコヴィル(辛さの単位)と言われています。
 「舞妓はんひぃ~ひぃ~」に使用しているハバネロ(レッドサビナ)=35~58万スコヴィルといわれています。

 

ハバネロ(レッドサビナ)辛さは鷹の爪の辛さの約10倍

 

もう激辛を超えて「狂辛」ですね。

 

 

 「狂辛」大好きな方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?

 

あっ、ちなみにこのハバネロは契約農家で育てた「国産」ですので安心ですね。