【カラダに良い食べ物】アーモンドには豊富な栄養素が・・
アーモンドの歴史
カリッと香ばしいアーモンドは老若男女問わず人気のナッツですね。
アーモンドの由来は小アジア(現在のトルコ)地中海地方と言われています。
紀元前から中東の人々にとって大切な食べ物となっていたアーモンド。
例えば、旧約聖書には約紀元前1500年に、大祭司のアロンの杖が奇跡的に一夜のうちに芽を吹き、花を咲かせ、熟したアーモンドをならせた記述があります。
中世になり、イスラム王国が勢力を拡大するにつれ、アーモンドの栽培も広がっていきました。
その後、アーモンドの栽培はスペインでも盛んになり、18世紀~19世紀には、スペイン人の宣教師によりカリフォルニアにも広まっていきました。
現在、アメリカ合衆国のカリフォルニア州はアーモンドの最大の産地となっており、2018年のカリフォルニア産アーモンドの収穫量は約111万トンでした(米国農務省データ)。
実に、世界生産量の80%はカリフォルニア産と、この市場を独占していますね。
また、日本に輸入されているアーモンドの90%はカリフォルニア産になります。
昔から愛用されているアーモンド、栄養素も気になるところです。
アーモンドの栄養素
炭水化物
アーモンドには100gあたり約20gの炭水化物が含まれています。
そばやそうめんが100gあたり25~26gの炭水化物ですから、アーモンドに割と豊富な炭水化物が含まれているんですね。
但し、アーモンド一粒あたりのカロリーは6~7㎉なので、20~25粒食べても、170㎉くらい、食べる量に気を付けないとですね。
タンパク質
タンパク質は体の成長や維持など、生きていくために必要な栄養素です。
アーモンドには100gあたり19.6gのタンパク質が含まれています。
納豆のタンパク質が100gあたり16.5gですから、アーモンドは高タンパク質食品ですね。
不飽和脂肪酸
アーモンドの約半分は脂肪です。
といっても、その脂肪のほとんどは不飽和脂肪酸。
良質の植物油です。
動脈硬化や血栓を予防し、血圧を下げたり、悪玉コレステロールを減らすといった働きがあります。
ビタミンE
アーモンドのビタミンE含有量は100gあたり31.4㎎と、他の豆類と比べてもかなり多い量となっています。
ビタミンEには酸化防止作用があり、体内でフリーラジカルによるダメージから細胞を守るのを助けます。
出典:厚生労働省 eJIM
免疫機能を高め、体内に侵入してくる細菌やウイルスを撃退するためにも、ビタミンEは必要です。また、血管拡張を促し、血管内で血液が凝固するのを防ぎます。
出典:厚生労働省 eJIM
抗酸化防止作用や免疫を高めてくれたり、血管を健康に保つのを助けてくれるんですね。
ビタミンB2
成長を促進したり、皮膚や粘膜の健康を保つ働きをしてくれます。
アーモンドには100gあたり1.06㎎のビタミンB2が含まれています。
豆類の中では圧倒的に1位です!(胡麻は0.25㎎)
ナイアシン
アーモンドには100gあたり3.6㎎入っています。
胡麻は5.1㎎、むむ、完敗じゃ・・
カルシウム
100gあたり250㎎です。
ヨーグルトが100gあたり120㎎ですから、アーモンドにはカルシウムが豊富に含まれていることが分かりますね。
マグネシウム
カルシウムと同じく骨を作る働きがあります。
アーモンドには100gあたり290㎎です。
食物繊維
整腸作用があり、便秘の改善に役立っています。
アーモンドには100gあたり10gの食物繊維が含まれています。
アーモンド一粒を1gとすると、0.1gの食物繊維です。
亜鉛
亜鉛は全身の細胞に存在し、免疫システムが侵入してきた細菌やウイルスを防御するのに役立ちます。・・妊娠中、乳児期および小児期の体は、十分に成長・発達するために亜鉛を必要とします。亜鉛は創傷治癒にも有用で、適正な味覚や臭覚にも重要です。
出典:厚生労働省 eJIM
まとめ
小さい一粒にはたくさんの栄養物がギュッと詰まっていて、気軽にスナックとして、また健康食として摂取できる、優れもの君なんですね!
一日20~25粒を目指して食べていきたいですね。
アーモンドおすすめ商品
素焼き無塩アーモンド
やはり、素焼きで塩を使っていないタイプのアーモンドが素の味を楽しめますし、カラダにも優しいですね。
アーモンドフィッシュ
小島屋さんのアーモンドフィッシュは、小魚、棒状のアーモンド、素焼きアーモンド丸粒の三種類です。
なので、アーモンドの香りが際立つんです。
アーモンドには豊富なカルシウムが含まれていますが、小魚も同時に摂取することにより、カルシウムがもっと取れますね!
香ばしナッツの蜂蜜漬け
これを書いているときに、すでによだれがでてきてしまいます。
蜂蜜に漬けたナッツの香りが漂う一品。
是非お試しあれ。
アーモンドチョコレート
チョコに含まれるカカオポリフェノールも一緒に取っちゃいましょう!
高カカオなものを選びましょう。