すっぱいレモンに含まれるビタミンCが人体にとても大切な訳
レモンの歴史
レモンの原産地は東南アジアであると思われます。
そこから、西方へ、その後地中海地方に広まり、15世紀にはスペインやイタリアでも栽培・生産されるようになりました。
大航海時代(15世紀から17世紀中ごろ)になると、たくさんの船員が「壊血病」(ビタミンCの欠乏症によって起きる病気)にかかっていました。
そこで、注目されたのがレモンなどの柑橘類、これを導入することによって壊血病患者が激減したんだとか。
原因不明の病気と考えられていた壊血病・・ビタミンCの欠乏症とようやく理解されるようになったのは20世紀になってからです。
ビタミンCの毎日の摂取がいかに大切かが分かります。
レモンに含まれるビタミンC量、その他の栄養素が気になります。
レモンの栄養素
ビタミンC
まず、レモンに含まれるビタミンCの量ですが・・
全果、生(種子やヘタを除く) 100mg/100g
果汁、生(全果のうち果汁分は30%) 50mg/100g
出典:日本食品標準成分表
レモンの全果ビタミンC量は「果実部門」の中では、ゆず(全果)についで第2位です。
全食品の中でも7位につけています。
レモンにはビタミンCが豊富に含まれていることが分かります。
また、レモンからビタミンCを効率よく摂取するには皮ごと食べたほうが良さそうですね。
なんたって果汁のみのビタミンC量に比べてまるごとレモンは2倍になりますので。
ビタミンCはコラーゲンの生成、皮膚や粘膜の健康維持、病気やストレスへの抵抗を高める働きがあります。
美肌を保ち、風邪を引かない体を作るためにもビタミンCは毎日100㎎を目安として摂取していきたいですね。
毎日100㎎のビタミンCを取るには、レモン何個分とればいいのでしょうか?
全国清涼飲料工業会の表示ガイドラインによると、レモン1個あたりのビタミンC量は20mgになります(レモン1個重量120g、果汁分30%で換算)。
レモン果汁だけを摂取するのであれば、毎日レモン5個を摂取するということ・・これはキツイ。
レモンはなるべく皮ごと摂取したほうが良さそうですね。
また、料理や飲み物などに上手に取り入れることをおすすめします。
クエン酸
クエン酸とは、柑橘類(レモンやオレンジ)・梅干しなどに含まれる酸味のことです。
レモンにはクエン酸=酸っぱい成分が豊富に含まれています。
レモンの果汁には約6%のクエン酸が含まれており、果実類の中では最も多くクエン酸を含んでいます。
クエン酸には、食欲を増進させたり、疲労回復効果があると言われています。
何よりもクエン酸には、ミネラルの吸収を高める効果があります。
レモンのおすすめ商品
レモンは皮ごと食べたほうがビタミンCをたくさん取れると、学びました。
でも、輸入レモンはポストハーベスト農薬が気になりますよね。
いくら、残存量が低いから安全です、と言われても、口の中にはいる食品ですから、当然気になります。
そこで、おすすめなのが、防腐剤を使用していない国産レモンです。
広島で収穫された防腐剤、防かび剤は一切使用しない、ノーワックス・レモンですので安心ですね。
続いては・・料理やお菓子作りやドリンクなどに気軽にレモンを使い方には、「レモン果汁」がおすすめです。
生のレモンを切ったり、絞ったりする手間が省けて時間の節約にもなります。
レモン果汁は色々ありますが、風味も香りも自然なストレート果汁を選びたいですね。
スペインの有機レモン果汁を国内で瓶詰した、かたすみ(果+実)の有機レモン果汁はいかがでしょうか。