真っ赤なトマトに含まれるリコピンの抗酸化力が実は凄かった!
トマトの歴史
まずはトマトの歴史を知りたいと思います。
メキシコのアステカ人がアンデス山脈から持ち込まれたトマトの種を使って、トマトを食用として栽培し始めました。
その後、16世紀の初めにスペイン人の征服者たちがトマトをスペインに持ち帰り、徐々にヨーロッパに広まったと言われています。
当初、トマトには「毒」が含まれていると考えられていたため、観賞植物として栽培されていたそうです。
トマトを食用として用いられるようになったのは、18世紀になってからです。
その後、トマトはヨーロッパから北アメリカに"逆輸入“され、19世紀にはトマトは欠かせない食材になっていました。
日本には江戸時代にトマトが長崎に伝わったのが最初と言われていますが、当時は観葉植物として栽培されていました。
実際に、食用として利用されるようになったのは明治に入ってから、品種改良が進んだのは昭和になってからです。
現在、トマトの品種は世界中で8000種類あると言われており、日本だけでも120種類以上の品種が登録されてます。
最初は「毒」呼ばわりされていたトマト、今では世界中で人気を得ているんですね。
煮込んでも良し、生でサラダとして食べても良しのトマト・・今度はその栄養が気になります。
トマトの健康効果
ビタミンC
ビタミンCは果物や野菜に多く含まれています。
トマトの場合、例えば「ミニトマト」には100gあたり32㎎のビタミンCが含まれています。
トマトのビタミンC量は、他の果物や野菜と比較すると「中堅選手」になります。
あえて他の果物と比較すると、「みかん」の100gあたりのビタミンC量が32㎎とトマトのビタミンCと同等量になっています。
まぁ、みかんと同等量とすると・・トマトのビタミンC量は割と多く感じられるのではないでしょうか?
ビタミンCはコラーゲンの生成、皮膚や粘膜の健康維持、病気やストレスへの抵抗を高める働きがあります。
美肌を保ち、風邪を引かない体を作るためにもビタミンCは毎日100㎎を目安として摂取していきたいですね。
リコピン
リコピンとは、黄色、オレンジ、赤色の色素を持つカロテノイドの一種です。
カロテノイドは抗酸化物質です。
では、抗酸化物質とは何かというと・・
活性酸素を取り除き、酸化の働きを抑える物質のことです。活性酸素は微量であれば人体に有用な働きをしますが、大量に生成されると過酸化脂質を作り出し、動脈硬化・がん・老化・免疫機能の低下などを引き起こします。
出典:厚生労働省 e-ヘルスネット
つまり、体内で増えた酸化物質を減らして、老化やがん、生活習慣病などの予防をしてくれる物質です。
抗酸化物質であるカロテノイドの中でも、特にリコピンは強力な抗酸化作用があります。
なんと!リコピンには、β-カロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上(β-カロテンもビタミンEも抗酸化作用があります)の抗酸化作用があると言われています。
恐るべしリコピンの抗酸化力!!
次にトマトに含まれるリコピンの含有量ですが・・
品種や色によって量が変わってきます。
加工用高リコピントマト 約15mg/100g
通常の加工用トマト 約10mg/100g
生食用トマト 3~5mg/100g
加工用トマトのほうが、生食用トマトよりもリコピン含有量が圧倒的に多いですね。
ということは、リコピンを効率的に摂取するには、加工用トマトや加工品である、トマトジュース、トマトピューレ、トマトケチャップなどを利用すると良さそうですね。
さらに、トマトの摂取方法で覚えておきたい点は、トマトは加熱すると細胞壁が壊れ、リコピンを吸収しやすくなるということです。
もう一つは、リコピンは脂溶性(油に溶けやすい性質)であるため、油を使用してトマトを調理するとリコピンを吸収しやすくなります。
抗ガン性に大きな期待が持たれているリコピン・・1日の摂取量目安は15㎎です。
トマトジュース1缶(150㎖)で一日の摂取量を取り入れることができます。
トマトのおすすめ商品
トマトのおすすめ商品ですが、
今まで見てきたようにトマトの加工品からがリコピンを効率よく摂取できるということは分かりましたが、生の新鮮なトマトがやはり食べたいという方もおられると思います。
そんな方におすすめなのが、野菜ソムリエも認めた【OSMICトマト】 です!
このトマトは、驚くほど甘いミニトマトです。
もはや、フルーツ・・
今までの常識を覆す甘さと旨みをぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
続いては、
忙しくて外食が多く野菜不足になりがちな方、リコピンを素早く効率的に取りたい方におすすめなのは。トマトジュースです。
カラダのことを考えると、食塩無添加のトマトジュースを選びたいですね。
また、リコピンの一日摂取量15mgを瞬時に摂取できるものがおすすめ。
その点、カゴメ トマトジュース は食塩無添加ですし、1パック(200ml)でリコピンを15.9 ~27.8mgから摂取できる気軽さが良いですね。
次にご紹介するのは、万能調味料、お子さんにも人気の「トマトケチャップ」です。
やはり、カラダのことを考えて、着色料や保存料などのないトマトケチャップを選んでいきたいです。
おすすめのトマトケチャップはカゴメ トマトケチャップ プレミアムです。
調味料には国産さとうきび糖、蒸留製法の酢、沖縄産海水塩を使用しています。
また、リコピン量は100gあたり24㎎です。