【カラダに良い食べ物】はちみつの驚くべき効果とは?
はちみつはどうやって作られるの?
砂糖より甘くておいしい滴るはちみつ・・その生産工程はどのようなものなのでしょうか?
はちみつは蜂の蜜と書きますから、蜂が作ってくれるんですね。
といっても、私たちが食しているはちみつは、皆さんご存知のように、「ミツバチ」から取れます。
まず、働きバチが花の蜜をストロー上の舌で吸い出します。
吸い出した蜜は二つあるうちの一つの胃に貯められ、巣まで運びます。
続いて、巣に持ち替えられた蜜は巣で待っていた別のミツバチに口移しで渡され、口の中で酵素と混ぜ合わせます。
さらに、六角形の部屋に蜜を収めると、今度は羽をはばたかせて風を送り余分な水分を蒸発させていきます。
そして、水分量が18%以下になると、その部屋は蜜ろうで薄くふたをされます。
こうして、「はちみつ」が完成します。
ちなみに、ふたをされたはちみつはすごく長く保存が効くそうです。
なんでも、伝えられたところによると、約3000年前のエジプトの王様の墓から出土されたはちみつが、まだ食べられたとか。
う~ん、はちみつの効果が期待できそうですね。
はちみつの効果
即効のエネルギー源
はちみつの糖分は、ブドウ糖と果糖からなっています。
これは、ミツバチがショ糖である花の蜜を体の中で酵素によりブドウ糖と果糖に分解してくれているためです。
ブドウ糖と果糖は、これ以上体内で分解されないので、素早く吸収され、エネルギーへと変えられていきます。
それで、はちみつは即効のエネルギの源なのです。
仕事で脳が疲れた時、スポーツ中などに積極的に取り入れていきたいですね。
抗菌作用・抗炎症作用
まず、気になるのは抗菌・抗炎症作用ではないでしょうか?
なんたって、3000年も保存が効いたんですからね。
「はちみつは何世紀ものあいだ,切り傷,やけど,白内障,皮膚潰瘍,すり傷などの治療に幅広く使われてきた」
やはり・・
まず、抗菌作用を期待できそうです。
これは、ミツバチが花の蜜を採集してくるときに、花蜜にグルコースオキシダーゼという酵素を加えることから、抗菌作用が働きます。
過酸化水素、つまりオキシドールは傷の消毒や喉(のど)の消毒によく使われていますよね?
その抗菌力がはちみつに含まれていて、黄色ブドウ球菌などの有害なバクテリアを殺してくれます。
さらに、はちみつを炎症している箇所に塗ると,はちみつに含まれる抗酸化物質が炎症を抑え、新しい組織の生成が促進されることが分かっています。
ただここで押さえておきたいポイントは・・
すべての純粋はちみつが抗菌作用を示すわけでないということです。
安価な(中国産)純粋ハチミツ2種に加え、高価な(国産)純粋ハチミツ、および近年注目されているマヌカハチミツの4種類を用い、その濃度別抗菌効果の解析を行った。その結果、中国産および国産の両純粋ハチミツには全く阻止円が形成されなかったのに対し、マヌカハチミツでは抗生物質のカナマイシンよりも大きな阻止円が形成された。このことから、純粋ハチミツに必ずしも高い抗菌効果があるわけではなく、マヌカハチミツなど一部のハチミツにのみ高い抗菌効果があることが明らかとなった。
出典:純粋ハチミツが必ずしも抗菌効果をもつとは限らない 芋川 浩 二松沙耶菜 伊藤みゆき
それで、用途にあったはちみつ製品を手に入れたいですね。
はちみつの注意点
はちみつを乳幼児(1歳未満)に与えないでください。
これは乳児ボツリヌス症のおそれがあるためです。
ボツリヌスは土壌に存在する細菌です。
大人の腸内では、他の菌に負けてしまうので害を及ぼすことはありませんが、赤ちゃんの腸内環境は、まだ整っていないので、ボツリヌス菌が出す毒素により次の症状を引き起こす可能性があります。
症状は、便秘が数日間続き、全身の筋力低下、脱力状態、哺乳力の低下、泣き声が小さくなる、特に、顔面は無表情となり、頸部筋肉の弛緩により頭部を支えられなくなるといった症状を引き起こすことがあります。ほとんどの場合、適切な治療により治癒しますが、まれに亡くなることもあります。
出典:消費者庁
はちみつをお子さんに与えるのは1歳を過ぎてからにしましょう。
はちみつのおすすめ商品
まず最初のおすすめはこちら・・
もちろん海外産のはちみつも取り扱っていますが、おすすめは国産はちみつです。水分を飛ばすための人工的加熱を行なっていない「非加熱はちみつ」です。
もちろんこのような魅力的な商品も取り扱われています。
もう一つのおすすめは・・
今注目の・・
なんといっても、マヌカハニーが注目を集めているのは、その高い抗菌作用ゆえです。
UMF数値には5+ 10+ 15+ 20+ などがありすが、数値の高いほど抗菌活性も高くなりますので、マヌカハニーの効果を実感するには、なるべく数値の高いものをセレクトするのがおすすめです。