これはカラダに良い!?と思った食べ物や飲み物

健康に良いと言われる食材やおすすめ商品をコツコツ、確実にリサーチするブログ

【カラダに良い飲み物】水を飲んで健康になろう!

注がれる水

命を支える液体

「水」は生命にとって必要不可欠な液体です。

人間は食料がなくても数週間生存することができますが、水を飲まなければ約5日間しか生命を維持できません。

 

健康な成人の体には約60%の水が入っています。

また、人の脳の75%~85%は水であり、筋肉も70%が水でできています。

 

水は体内の中で貴重な役割をしています。

まず、水は酸素や栄養分を細胞に運搬してくれます。

また、毒素や老廃物(体内で不要になった物)を尿によって体外に取り去る働きもします。

 

さらに、体内の水は体温調節の役目も果たします。

皆さん、カラダが熱いと汗をかきますよね?

水には蒸発すると熱を奪うという性質があります。それで、汗を皮膚からだして体温をが上昇をするのを防いでくれています。

 

このように、水は私たちの命を支え健康を維持していくのに、とっても大切な液体だということが分かります。

 

では、健康を維持するために、どの位の量の水を毎日飲めば良いのでしょうか??

一日に飲む水の量は?

輪切り入りのレモングラスに水を注ぐ

毎日、私たちの体内から約2リットル(体重により差がある)の水分が、尿や便、肺、皮膚などから失われています。

例えば、なんと息を吐くだけで、毎日約0.5リットルの水分が失われているのです!

 

もし、この量の水が補給されなければ、危険な状態になります。

水分を5%失うだけで脱水症状や熱中症に、10%失うと筋肉の痙攣や循環不全に、20%を失うと死の危険があります。

 

健康と生命の維持のためにも水の適切な量の摂取は必須ですね。

では、一日どの程度の水を飲めば良いのでしょうか?

 

厚生労働省の資料によると、一日の水分排出量と水分摂取量の内訳が載っていました。

【一日水分排出量】

尿・便=1.6リットル

呼吸や汗=0.9リットル

合計=2.5リットル

【一日水分摂取量】

食事=1.0リットル

体内で作られる水=0.3リットル

飲み水=1.2リットル

合計=2.5リットル

 

「飲み水」として最低でも1.2リットルは摂取していきたいですね。

最低でも、と言うのは、運動量の多い方、暑い国に住んでいる方、太り過ぎの方は、もっと水分を取る必要があるからです。

 

ちなみに、「水」ではなくて、お茶やアルコール、ジュースで代用してはダメなんでしょうか?

 

まず、ジュース類はカロリーがあります。

また、砂糖やミルクが含まれていると、消化するために、さらに水分が必要になります。

 

アルコールやお茶やコーヒーにはカフェインが含まれています。

このカフェインには利尿作用がありますので、排出された分は、さらに水分を取っていかなければなりません。

 

それで、水やカフェインレスの麦茶やハーブティー、糖質少なめのスポーツドリンクを摂取して、自分の健康を守りたいですね。

 

水を飲むことによって、さらにどんな健康効果を期待できるのでしょうか?

 

水の健康効果 

ワイングラスに水を注ぐ

 ダイエット

水を飲むことによってダイエット効果が期待できます。

その理由は・・

  1. カロリーゼロ
  2. 食欲を抑制する
  3. たまった脂肪をカラダが代謝するのを助ける

1.の理由は当然と言えば当然ですね・・水にはカロリーが含まれていません。

もちろん、脂肪分やコレステロールもないです。

裏を返せば、毎回の食事やおやつ時にジュース類やミルクティー、乳製品飲料などを摂取している方は、代わりに水を飲んでみることをおすすめします。

 

2. については、食事前や、お腹が空いたと感じたときに、まずは水を飲みましょう。

お腹が空いたと感じていても、実は喉が渇いていたということも・・

また、水を先に飲めば、お腹に溜まるだけでなく、行き過ぎの食欲も抑制できます。

 

3.は冒頭でも説明しましたが、水は老廃物や毒素などの体内のゴミの排出を促します。

ですから、水を飲むことによってカラダの代謝が上がり、痩せやすいカラダになります。

 

腎臓

腎臓には体の水分量を調節する働きがあります。

脱水症状になると腎臓の機能が低下します。

なので、こまめな水分補給を心掛けましょう。

 

心臓

水分が不足すると血管の流れが悪くなり心臓発作の危険があります。

特に、就寝時は汗などをかき水分が失われやすくなるので心臓発作のリスクが高まります。

それで、就寝前に、一杯の白湯を飲むことをおススメします。

 

お肌に潤いを

水は健康を維持するのに不可欠だけでなく、外見にも良い影響を及ぼします。

出だしでも述べたように、健康な成人の体の約60%は水分で占められています。

問題は、年齢を重ねるにつれて、喉の渇き機能が徐々に失われていきます。

ですから、毎日飲む量を管理していく必要があります。

  • 一定の時間をおいて飲む(一時間ごとにコップ一杯 など)
  • 一日の必要なのペットボトルを携行する(思い出すたびに飲む など)

時間や量で水分補給の管理をして、健康な肌を保っていきたいですね。

 

注意点 

注意のマーク(英語)

水中毒

以前、米国で水を大量に飲んで競い合うコンテストで女性が死亡するという痛ましい事件がありました。死因は水中毒でした。

水中毒とは、水を大量に飲むと血液中の塩分の濃度が極端に低くなり、「低ナトリウム血症」という状態に陥ることです。

悪心、頭痛、痙攣、意識障害等の症状を引き起こし、最悪、呼吸困難などで死亡する恐れがります。

 

注意点は・・

  • がぶ飲みを避け、こまめに水分補給する
  • スポーツドリンクや経口補水液などでナトリウムを補う

特に、経口補水液は通常のスポーツドリンクの2倍~4倍のナトリウムが含まれているのでおススメです。

 

おすすめの商品ーミネラルウォーター系

ミネラルウオーターを飲む子供

エビアン

 

エビアンは硬水(ミネラルが120mg/L以上のお水)の部類ですが、硬度が304㎎/Lと他の硬水に比べて低いので、飲みやすいです。

 

南アルプスの天然水

軟水( ミネラルが120mg/L未満のお水)なので、癖がなくとても飲みやすいです。

硬度は30㎎/L程度です。

 

財宝

 

超軟水の温泉水です(硬度なんと!4㎎/L)。

まろやかで口当たりがよく、常温でも美味しくいただけます。

お子様に飲ませても安心ですね。